2016年GW前の4月下旬の平日、朝いちばんに宇治を訪れました。小学生の遠足と学生時代以来の平等院です。今回はJR京都駅スタートだったのでJR宇治駅で下車。ここから川を挟んで、京阪電車宇治駅もありますので大阪方面からなら、JRでも京阪でも便利です。
平等院前の参道にあるお団子屋さんで。
◆JR宇治駅
平等院を意識したようなデザインになっています。何もかも、昔と違う。。。この日は朝から気温があがり、予想気温28度の4月下旬です。でも快晴での平等院を見るのは初めてかもしれないです。いつも、暗くて寒い時期に来た印象があります。
駅前の観光案内所横に、茶壺型の郵便ポストがありました。茶壺ってこんな形だったんですね。まあ、この壺の中身はお手紙ですけども。
◆宇治橋通り商店街へ
JR宇治駅前からは「宇治橋通り商店街」が伸びていて、この通りの突き当りを左に進んでいくと平等院方面です。朝いちばんというのもありますが、広くてゆったりした通りなのでリラックスできますね。
突き当り正面にはこんなお茶の老舗がありました。宇治茶は静岡や鹿児島と並んでお茶で有名ですが、関西のお茶は殆ど三重産です。
◆宇治川~平等院へ
「宇治橋通り商店街」を抜けると、宇治川や山並みが見えてきます。ここを右手に行くと平等院です。
宇治川にかかる宇治橋。なだらかな山は青みを増し、ほんとうに心が休まる光景です。
宇治にも縁の多い紫式部像が橋のたもとにありました。この時代は、重ね、波、ロング、というのが美しいもののようです。たおやかな時代なんですね。
◆平等院参道
この大きな鳥居のある車道と、左手の繁みの奥はお店が立ち並ぶ歩行者参道とに分かれています。徒歩の場合は左手の参道を進みましょう。
参道のお店は開店準備を始めていて、まだ観光客もほとんどいない時間です。週末や休日はいっぱいなんでしょうね。お茶とお団子の店がずらりと並びますが、本格的にお茶が買えるのでよくありがちなお土産物店と違って見ごたえがあります。
通りの様子
この通りだけで、紫の花々が美しくたのしめました。そう、今回の目的は「藤」をはじめとする花の鑑賞です。お店の軒先の花々もかわいらしく撮影していたら、おじさん二人が「このミヤコワスレのような濃い紫の花がなかなか咲かない」と花談義していました。
JR宇治駅からここまで20分ほどでしょうか。お店がたくさんあるし景色もきれいなので距離はまったく感じません。いよいよ平等院です。
2016/4/26撮影:maki
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