Petits vacances de glycines japonaise Kyoto et Nara Japon.
2016/4/25(月)夜
藤が見たい!
3月は奈良吉野の桜やしだれ桜がテーマで、京都・奈良をめぐりました。そして4月下旬、たまたま空いた日を利用して藤を見に奈良へ行くことに。
新幹線って高すぎる
かねてから思う事。新幹線の料金設定は会社から交通費の出る出張・ビジネス専用ではないかと。東京~大阪間で片道約13000円、往復で26000円というのは現在の世の中の状況にはマッチしていないと思う。実際、夜行高速バスは手ごろな価格を設定してくれているので女性を中心に人気が高く、いつも満席なのもうなづける。ドライバーの労働状況や事故などの懸念もあるが、必要な移動や、人生を豊かにしてくれる旅行をたのしみやすくしてくれている企業努力はありがたい。欧米の高速列車はいずれも、半額近くなる学生割引やシニア割引、早割、シーズン割引などがあって、時間をつくりやすい学生の間にいろいろなところへ出かけられることは経験的にもとても良い事だと思うので、ぜひ日本の新幹線の東京~大阪路線も考えてほしいところです。どうして日本は、生活必需品が高く(住居費、高熱費、生鮮食料品、交通費)、無くても死なないもの(外食や雑貨など)は企業努力で安価なんだろう。そういうものが安いのは、それだけ生活必需品でお金が無い状況になっている証拠だと思うので、良くないことだと思う。
夜行高速バスで関西へGO
ということで、片道2000円を切っていた日に夜行バスに飛び乗った。帰りも水曜の夜発ならば2000円切っている。往復4000円以下で関西へ行けるのに行かないのは損。横浜YCATを24時発、JR京都駅に6時に到着するバス。バスの案内係のスタッフたちはみんな遅い時間までがんばっている。人の楽しい・便利をサポートする仕事はどの仕事も大変だ。さて夜行バスでの移動は2時間ごとにSAに停車するので連続して睡眠は取れないが、朝いちばんから動けるのはありがたい。あっという間に京都に着いて、駅近くのカフェでモーニングコーヒーを飲みながら今日1日のスケジューリング。私の場合1日で寺社仏閣を3つ以上まわると、飽きてきて疲れてくるので2,3社にとどめたい。時間がもったいないと動き回っては、視覚や気持ちの新鮮さが保てず無駄に思うので以下のように設定。
2016/4/26(火)行動予定
午前中:平等院(京都・宇治)
午後:萬葉植物園、春日大社(奈良)
奈良・新大宮に宿泊
ということで、平等院に朝8:30の開園と同時に入れるよう向かうことにする。
宇治川~参道あたりを歩く
JR宇治駅を下車。もうすでに気温が上がり、空は快晴、とても良い気候。良い日になりそうだ。平等院は宇治駅から商店街や参道を歩いて15分ほど。しかし駅の周辺の雰囲気が以前とはうってかわってきれいに整備されて歩きやすく、お店もたくさんあって楽しい。もうすでにうきうきしてひとり旅とか関係なくなってる。宇治川はなだらかに流れて、いくつもの橋がかかり、お椀を伏せたようなまあるい山はあかるい緑でかわいらしく、ああ、関西の風景だな!となつかしく思う。東京はいつまでたってもどこまで行ってもオール平地。15分程度の通勤電車でも山や川、海が見える関西はやっぱりいい。ああ、橋のたもとの紫式部さんこんにちは。また会いましたね、先月、滋賀の石山寺にもいらっしゃいました。こういう文筆家の当時の影響力は強かったんだろうと思う。あっちもこっちもテリトリーといわんばかりに、エピソードがあってすごい。歌やお話のもつ魅力は1000年以上経った今も我々を魅了している。
参道のお店ではみんな軒先に藤の鉢やら花を育てていて、がちゃがちゃしたお土産店はあまりなくお茶専門店とお茶にあうような菓子店なので大人向きで良い。さて参道のつきあたりに「平等院」の石碑が見えてきました。
リンク:JR宇治駅から参道の写真ページ
平等院てこんなんやったっけ
拝観料を払って入ると、アプローチもそこそこにすぐに池とセットでおわします平等院。ところで平等院ってこんな色だったっけ?としばらく考えてしまった。記憶をたどれば、小学生の遠足と、大学生のときに友人と来た覚えがあり、いずれも茶色の暗い木造建築だった記憶なので、朱色のどこかのなんとか神宮のようなたたずまいに驚いた。数年かけてリニューアルしたとのことで、これが本当の元の姿なんだろうか?それにしても、その朱色と背景の蛍光グリーンのようなもみじの新緑、沈んだ青っぽい色の前池、雲ひとつない薄青の空、なんという美しい景色なんだろう。和風なのに鮮やかな色味。1000年前の人たちも同じ色を見ていたはずだ。昔の書物や映像はモノクロだったりして色が無い世界に思いがちだが、もちろんそんなはずはなくみんなカラーで、おそらく今よりもっともっと美しい光や自然の色を見ていたに違いないのだ。和歌や随筆を読むと、そう思わせるみずみずしくカラフルで光あふれた描写に出会える。
おみやげコーナーで、平等院の文様を取り入れた一筆箋と、ゴールドのラインで描かれた透明のシールを買った。シールをi Phoneに貼りたいと思います。
宇治上神社~宇治川を散策
せっかくなので平等院だけでなく周辺の川沿いの遊歩道も散策することに。このあたりも比較的最近整備されたようです。昔はなかった。もし京都に住むなら市内よりも山科周辺やこの宇治あたりがいいな。落ち着いているし、交通の便もいいし。そんなことを考えながら陽ざしが暑すぎるので頭にタオルをかぶって歩いていました。
リンク:宇治川~宇治上神社の写真ページ
奈良へ向かう・奈良公園へ
宇治で京番茶の大袋を買った。普通の番茶よりも更に炒ってあるのでスモーキーな味と香りがやめられない。私は緑茶のタンニンがあわないようで胃が痛くなるので、京番茶をよく飲む。小さいスーツケースに番茶の大袋を詰め込み、JR奈良線で奈良駅へ行く。京都と奈良はJRと近鉄の2路線が走っていて便利。似たような古都に思いがちだが、奈良に入るとあきらかに街並みが変わるのでおもしろい。川を渡り山を横目にしぶい薄緑色の列車はJR奈良駅に到着し、今夜宿泊するホテルに荷物を預けてさっそく奈良公園へ歩いていくことに。奈良公園の鹿を見ているだけで1日過ごせる自信があるほど鹿が好きだ。去年買った、小さな鹿の置物の、更に小さい小鹿を買って、これで2匹でさみしくないねとか痛いことを思いながら鹿フォトを取りまくる。ちゃんと信号を守り横断歩道を渡る人間仕様の鹿を目撃した。大阪人は鹿以下。でもクルマがまったくいないんだったら渡ってもいいと思う私も鹿以下。
「せんべい持ってへんの?」
萬葉植物園(春日大社 神苑)へ
鹿を観察しだすと止まらないので、「せんべいくれや~」と思ってるはずのかわいい目を見ないようにして春日大社への一本道を進む。ようやく一の鳥居が見えてきた。そこに横断幕がかかっており、植物園の藤まつりをお知らせしている。10種類ほどの藤の名前とともに「見頃」「満開」とお知らせ板にも掲出されている。入園料500円を払ってさっそく植物園へ。いただいたパンフレットを見ると、入って正面は萬葉植物コーナー、右手に椿園、その奥に藤園があるとのこと。じっくりと萬葉植物コーナーから見ていくことにする。さっそく、あまりみたことのないような変わった和の植物がそこらじゅうに植えられていました。
リンク:萬葉植物園の写真ページ
ちょうどこの季節も、かわいらしく咲いているものが多く、いい時に来れてよかった。秋もきっとおもしろいだろう。秋には萩を見に来たいのでその時にもう一度来てみようと思う。植物とともに、その植物が詠まれた和歌が掲示されており和歌はどれもすべて二重、三重の意味を持たせてあるので、なんでもストレートに言わないのは大昔からの品のある人たちの表現であり、おもしろいところである。さていよいよ藤の園へ。
夢の世界、藤の園
藤エリアに近づくにつれ、風にのってやってくる甘い香り。こどものころによく嗅いだなつかしい香りだ。小さい頃は近くに良い香りの藤棚があちこちにあって、花房を1本もらって髪に飾ったり、それを押し花にして遊んだ。香りの記憶というのは忘れないものだ。桜はきれいだが比較的あっさり忘れる傾向にあって、「香り」というもうワンアクションがないところが潔いのだが香りのある花はやっぱり素敵だ。
藤の花房は長いものは本当に優美で、上から咲きはじめ下は小さなつぼみの形状、色も紫系でグラデーションになっていて遠目に見ると空中に浮いているようにも見える。花房が短いものは花も大きく、山藤のような風情だが香りが良いものが多い。紫、白、ピンク、海老茶などのやさしい色味に覆われるこの時期は短く、まさに今日明日が満開のピークだ。今年は桜もそうだが藤も1週間早いそうだ。このタイミングで突然来られて本当に良かった。そして、ここの藤はほとんどが目線で花を見られる高さに仕立ててあり、一般的な下から見上げる藤棚とはまったく別の見え方だ。GW前で人もほとんどおらず、ひとりじめできるような状況でゆっくり見ていたら今日はもう満足してこれ以上どこかを見て回るのはやめようと思った。それに今日は30度近くのまぶしい快晴だが明日は曇りだそうなので、曇りの中でももう一度見たいと思い、明日の朝ももう一度来てみることにする。
リンク:萬葉植物園の藤の写真ページ
2016/4/27(水)
本日のスケジュールは、春日大社、萬葉植物園、長谷寺、室生寺を訪れ、大阪ミナミにもどって晩ごはん、その後梅田から夜行バスで帰京予定。「帰京」と書いて、東京のことを指す感覚に未だ慣れない。
春日大社 式年造替
昨日は藤で満足して、春日大社には立ち寄らずにそのまま新大宮のホテルに戻って早く寝たおかげで、朝5時に目が覚める。休日なのにゆっくり寝ておらずこんな時間から活動するのもあれだが、寺社仏閣は早い時間が絶対に良いので8:30のオープンに合わせて朝からシャワーを浴びたり水をがぶ飲みしたりして朝の時間を過ごす。新大宮のホテルをチェックアウトして、近鉄奈良駅のコインロッカーに荷物を入れ、そのへんのパン屋さんでピーナツクリームのパンと、ツナとたまごのパンを買った。昨日から思っていることだが、奈良のお店の人はどんな老舗でもどんな現代の売店でも「ありがとうございます」を言う回数が多すぎる。「ありがとうございます」のみで一部始終の会話が成立するほどだ。仏教の影響なのか、パン屋さんにもコンビニの店員さんにも7,8回言われた気がする。「大仏商売」と言われる奈良だが、とても気持ちが良いものだ。さて、今朝は時間短縮したく、バス乗り場1番からのバスに乗って春日大社の近くまで行くことにする。バスには、女子大生がたくさん乗っていて皆、音楽や美術関係の学生のようである。神戸の元・女子大生からすると、こういう古都の芸大関係に通っているというのはとてもうらやましい。京都や奈良のような場所で学生時代が過ごせるのは何よりの経験になるだろう、そのときは気づかなくても。さていよいよ春日大社にお参りすることにする。今日は少し気温が下がり、薄曇りなので歩きやすそうだ。
2016年4月あたまから、関東ではJR東海による「うましうるわし奈良」シリーズのCMが流れていて、この春日大社がクローズアップされていた。「そうだ京都行こう」シリーズは秋に流れる。GW向けは春日大社の式年造替が取り上げられており、藤の花とともに美しい映像で仕上げられています。二の鳥居をくぐり、入ってすぐに本殿と、右側の満開の山藤が飛び込んできた。
リンク:春日大社(式年造替)の写真ページはこちら
小学・中学の遠足で、当然この周辺一式は来ているが、記憶にあるのは若草山で友達と転がって遊んだ・鹿に追いかけられた、程度である。そんなものだ。春日大社は大人になってから訪れたことがなかったので、初めて来たような気分だ。ここの東側にある御蓋山(三笠山・春日山)は春日大社の神体山で、ながらくの間狩猟・伐採が禁じられてきたお山。そうそう関西人は小さいころはみんな山に「お」をつけて呼んでいたと思う。山岳・自然信仰が身近にある例だろう。きっと御蓋山には見たこともないような花が咲いているのだろうと思う。
奈良で墨を買う
午前中、春日大社と萬葉植物園の藤を再度たのしんで、三条通りに戻る。私は今年から書道を始めて、まだやっていることは「お習字」であるが奈良は書道のみやこなので書道用品店に行きたい。墨づくり体験もできるという錦光園さんに行ってみたがあいにくお休みだったので三条通の一心堂さんでいろいろ見せていただきました。古い町家づくりのお店には墨・筆・紙がびっしりときれいに並べられ、奥の紙エリアは本気の書道家の方々がえらぶような渋いラインナップで入るのははばかられた。初心者らしく練習用の墨を2本、筆を1本購入したが今現在、かな用の細筆を買えばよかったと後悔中。やはりここのご主人も「ありがとうございます」を連発だ。もっとうまく書けるようになったらまた行きたいと思います。
お休みだった錦光園さん
近鉄で長谷寺(ぼたん寺)へ
鹿に「とうとうせんべいくれんかったな」と言われているようで申し訳ない気持ちのまま奈良市内を離れ、長谷寺へ向かう。まさに「ぼたん」の花が満開すぎるとのことで30年ぶりに訪れることに。長谷寺をはじめ多くのお寺がある桜井市は奈良の中でも他県民からは地味な存在だが、大和(なら)と伊勢を結ぶ重要なルート上でありはずせないエリアだ。近鉄奈良駅から大和八木で下車、この駅のコインロッカーにスーツケースを預け、榛原や伊勢方面の路線に乗り換える。榛原といえば子供のころ、ニュータウンがそのあたりにできて広告で見たり、実際に引っ越した友達もいる。当時は「それってもう三重やん!」と思っていたが、住み心地はどうなのだろう。奈良や伊勢方面には近鉄電車が欠かせないのだが、大阪や京都で乗車するには何の問題もないが、大和西大寺、大和八木、あたりでの乗り換えは注意が必要だ。同じホームでまったく正反対の行先の電車が発着するからである。このホームはXX方面行き、と決まったならわしで生きているメトロ民にとって間違いなく混乱するホームが近鉄には各所にあって、しっかり行先掲示板や放送を聞きましょう。駅名もおもしろいものが多く、車窓をたのしんでいるうちに1時間ほどで長谷寺駅へ到着。
リンク:長谷寺(ぼたんの時期)写真ページへ
15分ほど、ひなびた風情の参道を行けば長谷寺だ。とにかくこのあたりまでくると「くさもち」がいちばんの売りのようで、あんこをよもぎもちでくるんで表面を焼いた草餅だらけとなる。奈良漬け、柿の葉寿司、そういった渋すぎるお土産ものの中で、私は丸い山芋を買いました。握りこぶしの倍ほどある、近くで採れたもの。すりおろしてごはんにかけたり、お好み焼きに入れてもその存在感は消えることなくたのしめそうである。さてぼたんの花は満開。お寺で花をきれいに育て披露しているところは多い。花を育てることも修行のひとつ、花を仏さまに見立てて大事に取扱うそうである。そして多くの参拝客が訪れ、晴れやかな気持ちになる。こんなに良い循環の仕方があるだろうか。華やかなぼたんの花におばあちゃんたちは大喜びだ。私もたいてい、ひとりでも「きれいやなー!」とか声に出して言うので、そのへんの知らない人といろいろ会話することになる。男性陣はそういった嬉しそうな表現はせず黙々と写真や絵に描く人が目立つ。
石楠花の室生寺へ
長谷寺をあとにし、同じ路線で行ける室生寺へ行くことにする。室生寺はまったく初めてだ。まさに花のシーズンであるがGW前のせいか電車は誰も乗っていない。「室生口大野」駅で下車すると、駅前のバス停広場にさっそく「室生寺行き」のバスが停車していた。室生寺まで6kmほどあるようで、バスで行く路線は山あい、川べりのきれいに整備された新しい道路である。山の斜面にはあちこちに山藤の紫色が見える。終点で下車すると、帰りのバスの時刻表のコピーを渡される。最終までに2時間半ほどあるのでゆっくり見て回ることにする。「女人高野」として女性も広く受け入れるお寺の春は、女性らしいふんわりしたパステルピンクで彩られていました。その花は「石楠花」(しゃくなげ)。あまり普段はなじみのない花だし、これまで写真で見てきれいな花だと思ったことがない。葉は沈んだ緑で固そうで、花もつつじなのか夾竹桃なのかわからないかんじで・・・という印象が本日一気に吹き飛んだ。古い石の階段のてっぺんに優美な朱色と深い茶色の五重の塔、その一面を覆う淡いピンクの花と深いグリーンが霧雨のかすむような空気感・湿度とあわさって本当に美しかった。晴れすぎていると影で暗くなるかもしれないが、薄く雲の張った白っぽい空では逆に明るく見える。写真にしてもこの空気感は私の腕では表現できない、こうやって言葉にしてもわからないだろう。実際に見るしかない。きっと毎日訪れても刻一刻とその印象は変わっていくだろう、2日間の最後に最も美しいとかんじた合わせ技、室生寺の五重の塔。
大阪・ミナミへ
夜行バスとホテル1泊の合計が8000円以下だった今回の2日間、もう満足すぎてあとは帰るのみだがその前に一度ミナミへ戻ろう。雨も本降りになることはなく、小雨霧雨程度で良かった。普通各駅停車でずっと座って難波まで。大和なんとか、という駅名から、河内なんとか、に変わったら大阪である。ミナミはいつも通りたくさんの人でにぎわい、ちょうど南海電車の高架下あたりが新しく商業施設としてグランドオープンの日だったので行ってみることに。奥の飲食街「なんば こめじるし」(なんこめ)あたりで何か食べようと見ていると、学生時代イタリア語を習っていたころにイタリア人教師と生徒たちで訪れたイタリアンを発見してそこで食べることに。当時、関西に住むイタリア人はみんなこのお店がおいしいので通っているということで連れてきてもらったお店だった。この2日間、駅で買ったパンぐらいしか食べていなかったので、最後に懐かしいお店でおいしい食事ができてよかった。夜行バスへの乗車は梅田から。キタはこのところ高層になりすぎて、地上に人があまりいない。元々地下街が発展しているキタだが、阪急あたりは地上展開している場所なのにミナミに比べるとさみしさを感じえない。やっぱり人は横に移動したいものだ。エレベーターなどで移動をショートカットできる上下の動きは目的場所オンリーになってしまう。
4月・藤の旅終了
バスで安全に帰って来れました。運転手さんありがとう。次回の関西旅行は、6月を予定しています。珍しい「沙羅の花」が目的です。他にも紫陽花やくちなしなどが見られるでしょう。私は決して凝った寺社仏閣マニアではありませんが、仏さまのように大切に育てた花を見てまわれ、和歌や随筆の舞台の1000年後の空気感に触れることのできる旅をとてもたのしんでいます。
写真・文/maki
神戸出身、現在東京・世田谷在住者
仕事はイベント企画制作
このブログでは関西を訪れた際の写真をメインにしています
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