琵琶湖畔の石山寺へ行った思い出に紫式部の和歌を書きました。
西へ行く 月の便りに たまづさの
書き絶えめやは 雲の通い路
紫式部
清少納言とは対極の、恋愛ものが得意な紫式部の歌は、西へ行く月と西へ向かう自分を重ね合わせて誰かへ気持ちを送っています。
漢文の読みこなしやセンスのいい歌で女性も大いに実力を認められた(もちろん突出した才能と家柄だとは思いますが)この時代・文化は現代にも通じるものがありますね。ただし、現代は知識教養は不要なネット社会で「煽ったもの勝ち」みたいな下品な時代です。
石山寺を訪れた写真ブログ
Maki's Kansai Journal
東京在住・関西志向ブログ
関西を訪れた記録を写真をメインに残していきたいと思っています
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